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コンテンツ
 

日本ヒノキを使う理由

 
  ヒノキクラフトがヒノキにこだわるのには、
ワケがあります。
 

クマが教えてくれる、
森の現状。

「クマが人里に出没!」というニュースがあとを絶ちません。
原因はいくつかありますが、
ひとつには「人工林の管理不足」があげられます。

木、とりわけヒノキやスギなどの針葉樹は、
人の手でつくることのできる唯一の自然素材です。

戦後、日本のいたるところで植林が行われました。
ところが、いつのまにか放っておかれるようになりました。

ヒノキやスギがのび放題となったことで、
地面に太陽の光があたらなくなり、クマの好物の木の実をつける、
背の低い木が育たなくなってしまったのです。

クマは、食べものを求めて人里に下りてきます。
人と出会ってしまえば、大変なことがおこってしまいます。

でも、よく考えてみてください。
クマは、何も悪いことをしていないのです。

木
日本経済新聞 2006年10月29日
クマ出没の原因として、ブナの実不足・人工林の管理不徹底・里山の放棄があげられています。

「人工林の管理不足」の
からくり。

人工林が管理されなくなったのは、
お金、という経済の問題があります。

50年前にくらべて、日本は経済的に豊かになりました。
物価は上がり、個人の労働賃金も
約100倍になったといわれています。

ところが木の価格は、それほど大きく変わっていないのです。
木を管理するための維持費は、高くなる一方です。

それならいっそ、手を加えるのをやめてしまおう。
外国の材の方が、安く大量に手に入る。

そうやって、人工林から徐々に人の手が消えていきました。

のび放題になった木々は、
太陽の光を十分に得られず、やせ細ってしまいました。

根は浅く、土壌も育たず、
土砂崩れなどの災害も引き起こしてしまいます。

なんとなく、イメージできてきたはずです。
日本の森は、放置しておいてはいけないのです。

伐採伐採の様子

土砂崩れ
土砂崩れ


針葉樹と広葉樹。

木は、大きく2種類に分けられます。
針葉樹(しんようじゅ)と、広葉樹(こうようじゅ)。

文字通り訳すと、葉っぱの形状がちがうのですが、背の高さや成長の早さも異なります。

針葉樹=まっすぐに伸びて、背が高い。
広葉樹=太く育って、背が低い。

針葉樹は、伐採すると根が枯れてしまいます。
新たに苗を植え、枝打ちや間伐を繰り返し、50年ほどで伐採の時期をむかえます。

広葉樹は、伐採しても根が深く、自然に芽をだします。
複雑な手入れをしなくても成長し、80年ほどで伐採の時期をむかえます。

針葉樹 広葉樹
針葉樹葉
広葉樹葉
針葉樹
広葉樹
針葉樹林
広葉樹林
針葉樹森
深い緑が針葉樹
広葉樹森
薄い緑が広葉樹

針葉樹は、比較的短い期間で育つので計画生産しやすく、
これまでも多く植林がなされてきました。
古くは、室町時代から行われてきたといわれています。

唯一人の手でつくりだすことのできる自然素材「木」ですが、
針葉樹ばかりの森は、豊かだとはいい難いのが現状です。

人の手がかかるため放置されやすいのはもちろん、
根が浅いため、手が行き届かないと強い土壌が育ちません。

一方で広葉樹は、ある程度放ったままでも十分育ちます。
どっしりと根を構え、雨水をためて清流をつくってくれます。
落ち葉は、土壌に養分を与えてくれます。
実は、小鳥や動物のごちそうです。
新緑や紅葉は、ココロをいやしてくれます。

現状、日本の森には針葉樹が目立ちますが、
その中に少しずつでも広葉樹を計画的に植えていく。

そうやってよりよい土壌をつくっていくことが、
動物にとっても人にとっても、
いちばん大切なのかもしれません。


今、できること。

森のことを考えて、今わたしたちにできること。
それは、日本の木、特に針葉樹をたくさん使うことです。

素材として積極的に使うことで、
山林に目がいき、人が戻り、人の手が入ります。

人の手が入ることで、間伐や枝打ちが行われ、
地面に光が入ります。

光によって、土壌が育ちます。
土壌は、植物をのびのびと育ててくれます。
土壌の養分は、川へ流れだします。
川は、その養分を海へとそそぎます。
豊かな海は、多くの幸を与えてくれます。

豊潤な恵みは、すべて森から始まっています。

ヒノキは、日本を代表する針葉樹です。
たくさん使って森に元気を与え、
その後、計画的に広葉樹を植林することで、
森の調和がはかれます。

だいじに、だいじに、ヒノキを使わせてもらう。

そうすることで、森は豊かになります。
私たちの生活も、ココロも、豊かになります。

ヒノキも、きっと喜んでくれるはずです。

伐採跡地伐採跡地

苗
切り株の横に苗が

調和のとれた森
針葉樹と広葉樹の混合林


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